株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、第76期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の事業活動が終了いたしましたので、その概況についてご報告させていただきます。
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いたことで、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の通商政策の動向や中東情勢の影響などによる原材料を起点としたサプライチェーンの混乱が、景気を下押しするリスクとなっております。
このような経営環境のもと当社グループにおきましては、「KTC vision 2030」を策定し、基本方針に「社会の期待を超えたツールで、人の能力を拡張し、世の中の安全を創り出す」を掲げおります。しかしながら、2025年度は不適切な会計処理事案や戦略製品の自主回収事案の発生を受け、「コーポレート・ガバナンスの強化」、「内部統制の整備」、及び「品質体制の見直し」を喫緊の課題と認識し、経営基盤の立て直しに注力してまいりました。
なお、2026年5月15日付「新5ヵ年計画 Restart KTC vision 2030の策定並びに資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に関するお知らせ」(https://ssl4.eir-parts.net/doc/5966/tdnet/2813769/00.pdf)にて公表しておりますとおり、長期ビジョン「KTC vision 2030」を見直し、「原点回帰」を合言葉に、新5ヵ年計画 「Restart KTC vision 2030」を策定しております。まずは強固な経営基盤を再構築し、その上に本質的な成長を重ねることで、着実に達成を目指してまいります。
株主の皆さまには、より一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。