株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、第75期中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日まで)の事業活動が終了いたしましたので、その概況についてご報告させていただきます。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、所得環境の改善もあり総じて緩やかな回復基調で推移したものの、物価の上昇が個人消費などに影響し、一部に足踏みがみられます。また、自動車や産業機械など関連産業においては、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動などの影響もあり、依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと当社グループにおきましては、「つながる&見える化で、新たなモビリティ ファクトリー インフラを攻略する」を基本方針に掲げ、工具事業を核とした成長戦略を展開するとともに、これを支えるサプライチェーンマネジメントの強化に取り組み、収益・利益の拡大に努めてまいりました。
本年9月には、作業現場のペーパーレス化、DX化を進めるアプリケーション「お手軽DXアプリ」の提供を開始し、さらなる快適性と作業の確実性向上を提供。また、10月には、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2024年度グッドデザイン賞にて、ネプロスneXT 9.5sq.ラチェットハンドル「NBR390X」、RFID工具「nepros ID」が受賞し、評価を得るなど、今後も安全、快適、能率・効率を追求する製品づくりを続けてまいります。
株主の皆さまには、より一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。